アレンジ講座

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歌もののストリングスのアレンジと打ち込み

アレンジのしかたは本当に千差万別。「正しい」あるいは「間違った」やり方はありませんし、どの順番で進めようが自由です。
しかしここでは、複雑なストリングス・アレンジを簡単に理解するため例として一つの進め方をあげてみます。

イマイチなストリングスと改善の仕方 例

手順
1 ガイドとなる、あるいはベーシックコード伴奏としてピアノやギターを入れる

2 最初から最後まで4声になるようにコードを入れてみる

4声=4パートのことで、同時に4つの音がなって和音を構成するという意味です。
それが連結しコード進行になることを和声と呼びます。
ストリングスセクションは「第一バイオリン、第二バイオリン、ビオラ、チェロ」の通常4つのパートに分かれて和音を構成することが多いです。

鍵盤楽器を弾くように両手でバーと押さえてしまいますと、場所により2声になったり6声になったりすることがあります。もちろんそれでも構いませんし、実際にそうすることは多々あります。
ここでは基礎概念の理解のためごく基本的な一般的な手法として「4声」でアレンジを進めたいと思います。

ここでの問題を見てみましょう

問題一
音域、厚みが最初から最後まで同じ、単調
厚みとは低い音程から高い音程への距離のことです。広がるほどダイナミックに聞こえます。

3 改善バージョン1 サビ中央部に向かって音域を広げ厚みに変化をつける

最初は音域が狭くだんだん広がっているのが分かると思います。
ポイントは反行 ベースが下がるときはトップは上に上がる。

改善バージョン2 音量に変化をつける

静かに入る 〜だんだん上げる 〜メロディーの終息に合わせ下げる

問題点2 「独立した動きがない」を解決

改善バージョン3 各声部をバラバラに作る

第一バイオリンのみ

第一バイオリン+第二バイオリン

第一バイオリン+第二バイオリン+ビオラ

第一バイオリン+第二バイオリン+ビオラ+チェロ

単独で聞いてみる

全く同じ音に行ってユニゾンになってしまったり並行して似たような動きが多すぎないか念の為チェックします。

ポイント1  ボトムとトップを反行させる(全員が同じ方向に動かない)
ポイント2  一斉にみんなで動かない (動くタイミングをずらす)

 

打ち込みで作ったラインと全く同じことを本物のストリングスに差し替えるとこうなります

質問があればYou Tubeのコメント欄からお願いします。


解説動画